2021.06.01

6月1日は”麦茶の日”!

1986年(昭和61年)に全国麦茶工業協同組合が麦茶をPRすることを目的として制定。
6月は麦茶の原料である大麦の収穫期にあたり、麦茶の季節の始りでもあることから6月1日が記念日となりました。

乾いたのどを潤してくれる冷たい”麦茶”。
日本では、夏に冷やした麦茶を飲む光景が風物詩となっています。
また、家庭内での麦茶の「1cmちょい残し」がしばしば話題にあげられます。
大麦の収穫期が初夏である為、夏の麦茶は新鮮で味も良いとされています。
体温を下げたり、血流を改善する効果があると言われます。
カフェインが含まれていない為、就寝前や幼児が飲むのにも適しています。
麦茶の原料は大麦で、六条大麦が一般的です。

一節には麦茶の起源は、平安時代まで遡るとされ、江戸時代には屋台の「麦湯売り」が流行したといわれます。
明治時代以降に、庶民の家庭でも”炒り麦”を購入し飲用されるようになったとされ、
昭和30年代に冷蔵庫が普及し、冷やして飲む習慣が生まれました。
昭和40年代には日本全国で「麦茶」の名称が一般的に浸透したといわれます。
麦茶に類似したものとして、ギリシア語でプティサーネー("ptisane")と呼ばれた大麦煎湯は、
原液あるいは稀釈や濾過により飲みやすくしたものが飲用されたそうです。
「ptisane=脱穀」に由来する語で、のちにラテン語の"ptisana"(プティサナ、大麦湯)となり、
フランス語の"tisane"(ティザーヌ、ハーブティー)の語源となったとされています。

熱中症の予防にこまめな水分補給を!
麦茶はカフェインを含まない為、熱中症対策には適した飲み物です。
但し、塩分についてはほとんど含まれていません。
熱中症対策として飲むときには、塩分を含むお菓子などを食べながら麦茶を飲むとより効果的になるでしょう。
こまめな水分補給と十分な食事と睡眠で熱中症を予防しましょう。

※カフェインには利尿効果がある為、カフェイン入りの飲料を飲む事で、飲んだ量以上に尿が出てしまい、
逆に体内の水分不足になってしまう事があります。注意しましょう。

出典:ウィキペディア他

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