10月15日は「すき焼き通の日」。

10月15日は「すき焼き通の日」。 すき焼きに関する書籍『すき焼き通』の刊行日に因んで、すき焼きの美味しさと楽しさをアピールする日とする為、すき焼き店とすき焼き愛好家で結成された“すきや連”が制定。日本記念日協会が認定。 すき焼きの歴史は意外に浅く、江戸時代の末頃と言われています。 飛鳥時代の頃から明治に至るまで、日本では肉食が公には禁じられ、牛や馬は大切な労働力とされていました。 しかし一部では、こっそりと猪や鹿、鳥などの肉が食されてもいた様です。 幕末に京都の三条河原に“すき焼き屋”が登場。 明治に入り、一般庶民にも牛肉を食す事が解禁され、関西地方では“すき焼き”、関東地方では“牛鍋”が庶民の間で大流行しました。 しかし、関東大震災をきっかけに関東の牛鍋屋は姿を消します。 その後、関西のすき焼き屋が関東へ進出し、すき焼きが関東へ広まりました。 時代を経て、関西の“すき焼き”と関東の“牛鍋”は融合。 現在“すき焼き”は世界中に知られる料理となりました。 余談となりますが、昭和の名曲、坂本九の“上を向いて歩こう”は“Sukiyaki”という英語タイトルが付けられ、米国ビルボードチャート1位を獲得。年間チャートでも13位を獲得しています。

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